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スリランカから裸足の女神、出血も笑み絶やさず20キロ完歩 全日本競歩能美大会

裸足で歩いたスリランカのタルペハプタンティリゲは大きなペースの変化もなくゴール、両足爪から出血しながら痛がるそぶりは見せなかった
Photo By スポニチ

 全日本競歩能美大会が19日、石川県能美市であり、女子20キロでスリランカの裸足のウォーカーが注目を集めた。開始2キロで、はいていた靴を脱いでレースを継続。記録1時間57分45秒の大半の時間を、直にアスファルトに接しながら過ごした。両足親指の爪から出血した状態だったものの、D・ディルハニ・タルペハプタンティリゲ(25)はほほえみを絶やさない。順位は、完歩した47人中41番目だった。

 国から同行した個人コーチによると、タルペハプタンティリゲは「貧しい地域の出身。靴は高価で、シューズは国内で手に入りにくい」という。普段も靴をはかず、テーピングを指とかかとに巻いて練習。靴をはいての試合は、この日が初めてだったそうだ。脱いだのは、「石が入ったから」と、英語が話せない選手に代わって、コーチが説明した。

 アジア選手権を兼ねたこの大会に推薦出場。渡航費やユニホームはスリランカの陸上連盟が負担し、滞在費は大会側が援助した。

 長時間道路を歩く競技を裸足で臨むのは極めて異例。擦り傷などはなかったものの、圧迫からか、爪からの出血は頻繁に起きるそうだ。それでも、「とても速いペースの大会だった。いい経験になった」と出場の意義をコーチが代弁した。

 3月とはいえ、まだ冷たい北陸の風がこたえるようで、温暖な国から来たタルペハプタンティリゲは、ゴール後に身を震わせていた。にこやかに口にした「グッド」の一言を残し、裸足の女神は会場を後にした。

[ 2017年3月19日 16:26 ]

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