国母、青野ともにメダル候補

コースを見上げる国母和宏（右）と青野令

　【スノーボード男子ＨＰ】五輪組織委が提供する情報サービスは展望記事で、国母と青野をメダル候補に挙げた。

　国母は北米で人気を誇る１月の「冬季Ｘゲーム」で３位に入ったことを評価。昨季世界選手権覇者の青野は五輪テスト大会を兼ねた昨年のＷ杯でホワイトに次いで２位になったと紹介し、スノーボードで日本に初のメダルをもたらす可能性があると分析した。一方、ホワイトの五輪２連覇への見通しは明るいとし、ルーイ・ビトらとともに米国勢の表彰台独占もあり得るとした。

　▼スノーボードＨＰの競技方法　半円筒状のコースで両側の斜面を往復しながら演技し、ジャンプの大きさ、難度、着地などを採点する。最高で５０・０点。バンクーバーのコースは全長１６０メートル。２回滑り、高い方の得点で順位を決める。１回目で失格の場合、２回目は演技できない。予選には４０人が出場し、２０人ずつ２組に分かれて各組３位までの計６人が決勝進出。各組４～９位の計１２人は準決勝へ進み、上位６人が決勝へ。決勝は１２人で争う。