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国母「もっと出る」 メダル獲得へ“新兵器”投入だ

[ 2010年2月18日 10:15 ]

男子ハーフパイプ予選を滑り終えた国母和宏

 【スノーボード男子ハーフパイプ】余裕の決勝進出だった。“腰パン”問題が波紋を広げた国母だが、その影響は全くなし。むしろ、冷静に競技に臨み、“新兵器”を温存しての予選突破だった。

 1回目42・1点、2回目42・5点。2組目では2位。競技終了後は、ガッツポーズをつくった。が、「もっと伸ばしたかった。もっと出ると思う」と、得意のマックツイストを見せ、安定した滑りという周囲の評価は関係なしとばかりに、さらなる高みを目指した。
 “腰パン”問題は気にしていないように見えるが、実は本人の中では重く受け止めている。だからこそ、結果を出したいという思いは強いはず。予選の得点は青野に続いて4番目。メダルを狙える力は十分ある。決勝ではマスターしたてだが、必殺技となるダブルコークで表彰台を引き寄せるはずだ。

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2010年2月18日のニュース