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日本男子初メダルへ…高橋、4回転決めた!

[ 2010年2月18日 18:29 ]

フィギュアスケート男子フリーに向けた練習で、勢い余ってフェンスにぶつかり苦笑いする高橋大輔

 バンクーバー冬季五輪フィギュアスケート男子フリーは18日に行われ、ショートプログラム(SP)3位の高橋大輔(関大大学院)や4位の織田信成(関大)、8位の小塚崇彦(トヨタ自動車)が同種目で日本初のメダル獲得に挑む。

 16日のSPでは、五輪2連覇を狙うエフゲニー・プルシェンコ(ロシア)が90・85点でトップに立ち、世界選手権王者のエバン・ライサチェク(米国)が90・30点の2位。3位の高橋まで0・60点差の大接戦となった。
 各選手は17日に練習会場で調整、SPで自己最高の90・25点をマークした高橋は「勝つために必要」と断言する4回転ジャンプを決めるなど順調な仕上がりを披露した。84・85点で4位につけ、メダルが狙える最終組での滑走となった織田は両足着氷や転倒とミスが目立ち、4回転ジャンプに挑むかは微妙な情勢。79・59点と健闘し、メダルへの可能性を残している小塚は4回転の大技をきれいに決めた。
 4回転ジャンプでもっとも高い完成度を誇るプルシェンコは、4回転からの3連続ジャンプを決めるなど安定感が光った。ジャンプだけに頼らない演技の質で勝負するライサチェクは、2連続3回転や3回転半などを練習。SPの演技点トップで5位のステファン・ランビエル(スイス)も4回転を成功させた。(共同)

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2010年2月18日のニュース