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カー娘、惜しい!カナダに逆転負け

[ 2010年2月18日 06:28 ]

<日本・カナダ>第5エンド、(左から)スイープする近江谷と本橋、ストーンを投じる石崎

 バンクーバー五輪カーリング1次リーグは17日(日本時間18日)、チーム青森で構成する女子の日本は世界ランク1位で地元カナダと対戦。日本は4年前のトリノ五輪でカナダを下しており、“再現”が期待されたが、6―7で逆転負けを喫した。

 ゲームは日本の先攻で開始。第1エンドは両チーム得点なく終わったが、第2エンドに日本が3点を先取。第3エンドに2点を失った日本は、第5エンドにも痛恨の2失点で逆転を許した。
 しかし、第6エンドで2点を奪い、すぐに再逆転したが、1点リードで迎えた最終エンド、地力に勝るカナダが2点を取り“金星”はならなかった。
 カナダはドイツ、スウェーデンとともに2連勝。日本は1勝1敗で、次戦は中国と対戦する。
 男子はスウェーデン、スイス、中国、英国が勝った。

◆日本メンバー

スキップ 目黒萌絵 (25=みちのく銀行)

サード 近江谷杏菜 (20=青森市役所)

セカンド 本橋麻里 (23=NTTラーニングシステムズ)

リード 石崎琴美 (31=木浪学園)

◆カナダメンバー

スキップ バーナード(43)

サード オコーナー(32)

セカンド ダービーシャー(46)

リード バーテル(38)

 ▼本橋麻里の話 お互いに様子を見ていこうという中でミスが出た。カナダも開催国の緊張やプレッシャーがあると思うけど、わたしは会場に日本の国旗がたくさんあってすごく心強かった。
 ▼目黒萌絵の話 第8エンドで1点か2点取れそうだったけど、最後のショットで小さなミスをしてしまった。相手に1点を取らせるコースを与えてしまって悔しい。(カナダと)ぜひもう一度戦って勝ちたい。
 ▼近江谷杏菜の話 小さなミスが多かった。こちらが詰められれば勝てる試合だった。悔しいけど、カナダと互角に勝てるゲームをできたというのは自信にもつながる。
 ▼阿部晋也監督の話 (終盤は)ミスショットが多すぎた。序盤4試合で最低でも2勝2敗を目指しているが、全部勝つつもりでいる。きょうみたいに勝てるチャンスを逃してしまったのは本当にもったいない。

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2010年2月18日のニュース