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「できることはやった」原田、納得26位

[ 2010年2月18日 06:00 ]

女子1人乗り4回戦を滑り終え、声援に応える原田窓香

 【リュージュ女子1人乗り】3、4回戦を行い、原田窓香(24=信州大)は26位に終わった。トリノ五輪の13位から順位を落としたものの「スタート以外は目標の滑りができた。残念ですが、できることはやった」と納得の表情だった。

 今回宇宙航空研究開発機構(JAXA)などの協力を得て新型ソリを開発。「もう少し早い段階で新しいソリにしたかった」と対応できない悔しさはあったという。今後は休学中の信州大に戻り、来季の遠征は不参加。現役続行についても「ゆっくり考えたい」とした。

 ≪ヒュフナー初V≫今季W杯総合優勝のヒュフナー(ドイツ)が初優勝。ドイツ勢は4大会連続の金メダルとなった。力強いスタートと巧みなコース取りでライトマイヤーを逆転。母国の伝統を守り抜いた26歳は「何年も何年も努力してきた成果」と大喜びし、氷上にひざまずいてキスした。軍隊に勤務する傍ら、セラピストでもあるヒュフナーは「自分のカウンセリングはもちろんできない。メンタルコーチに感謝しているわ」と笑った。

 ◆タチャナ・ヒュフナー(ドイツ=リュージュ女子1人乗り)トリノ大会銅メダル。今季ワールドカップ(W杯)で5勝し、総合優勝。9歳から弟の影響でリュージュを始めた。軍隊に所属。1メートル78、77キロ。26歳。

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2010年2月18日のニュース