「あとちょっと…」岡部に復調の兆し

公式練習でジャンプ台を見つめる岡部

　【スキー・ジャンプ】１９日予選の個人ラージヒル（ＨＳ１４０メートル、Ｋ点１２５メートル）の公式練習で、ノーマルヒルではメンバー落ちした岡部孝信（３９＝雪印）が１２５メートル、１２６メートルと復調の兆しを見せた。

　「天気が良く、ここに来て一番いい条件で飛べたからやりたいことを試せる。あとちょっと」と明るい表情だった。日本選手団主将としてスピードスケート男子５００メートルのメダルも刺激になっており「調子の良くない選手は気持ちだけでも盛り上がる」と話した。
　また、ノーマルヒル１７位の葛西紀明（３７＝土屋ホーム）は２回目に全体４位となる１３６・５メートル。「（ラージヒルは）タイミングが合わせやすい」と声を弾ませた。