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“腰パン”問題関係なし!国母、完璧!決勝進出!

[ 2010年2月18日 09:01 ]

男子ハーフパイプ予選を終えた国母和宏。決勝進出を決めた

 バンクーバー冬季五輪第6日(17日)、男子ハーフパイプ予選2組は“腰パン”問題で物議をかもしだした国母和宏(東海大)が登場。高いジャンプを完璧に決めるなど、安定したすべりをみせ、1回目に42・1点、2回目に42・5点を記録し、同組2位で12人による決勝に進んだ。工藤洸平(シーズ)も2回目に37・0点で準決勝進出を果たしたが、決勝進出を逃した。村上大輔(クルーズ)は予選落ちした。

 ▼国母和宏の話 もう少し(得点を)伸ばしたかった。もっと出せると思う。何も気にせず、自分の滑りだけに集中した。
 ▼工藤洸平の話 のびのびとやれたけど、ミスして悔しい。練習して4年後につなげる。メダルを取る。
 ▼村上大輔の話 ソルトレークシティー五輪で最高の滑りができなくて、ここでガッツポーズしたかったが、できなくて悔しい。今後について今は考えられない。

 【ハーフパイプの採点】1人10点を持つ5人の審判が小数点1ケタまで採点し、50点満点で争われる。5人全員がジャンプの高さ、難易度、スムーズさなど演技全体を評価。予選、準決勝、決勝とも1人2回ずつ滑り、高い方の得点を採用する。トリノ五輪男子覇者のホワイト(米国)は決勝で46・8点を出すなど、45点以上でのハイレベルな優勝争いが予想される。

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2010年2月18日のニュース