×

気持ち高まる15歳高木…岡崎は「中学生に負けたくない」

[ 2010年2月18日 09:22 ]

ストレッチで体をほぐす高木美帆

 バンクーバー冬季五輪の日本選手団で最年少の15歳、スピードスケートの高木美帆(北海道・札内中)が18日(日本時間19日)に行われる女子1000メートルで五輪の初レースに臨む。前日の17日は五輪オーバルで調整し「緊張してどうしようもない、という感じはない。気持ちもいい感じに高まってきた」と話した。

 高木は約40分の滑走練習で、1周半を一度だけ全力で回って、あとはフォームやスタートをじっくりと確認した。15日の男子500メートルのメダル獲得は選手村のテレビで見たそうで「身近で見てきた先輩たちのレースで、感じるものはけっこうあった。心に深く響いた。ここに来られたことは大きい」と、あらためて五輪に参加している意義をかみしめた。

 ▼吉井小百合の話 1000メートルはメダルを狙っているから、新たな緊張がある。(5位だった500メートルの)スピードをどう生かしていけるかだけを考えている。
 ▼岡崎朋美の話 両親がせっかく遠くから来てくれているから、自分らしいレースをしたい。悪い感じで終わりたくない。とりあえず、中学生(の高木)には負けたくない。(共同)

続きを表示

2010年2月18日のニュース