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夫の目前で「あわよくば」!岡崎Wメダルに刺激

[ 2010年2月17日 06:00 ]

練習に集中する岡崎朋美

 【スピードスケート】Wメダルを追い風に、日本選手団旗手が最高の滑りを見せる。16日(日本時間17日)の女子500メートルに出場する岡崎朋美(38=富士急)は、男子500メートルのレース前に五輪オーバルで最終調整。

 「やるべきことはやった。あとは平常心で滑れば大丈夫」。練習後にリンクを後にしたが、長島と加藤のメダル獲得に刺激を受けたのは間違いない。レースには3年前に結婚した夫・安武宏倫さん(41)も応援に駆け付ける。ウォルフ(ドイツ)、王北星(中国)、李相花(イ・サンファ、韓国)が3強でメダル争いは厳しいが「自分を信じることができれば、五輪の女神がほほ笑んでくれる」と気合十分だった。

 また、小平奈緒(23=相沢病院)は「今、いいスピードが出ている」と自信を口にし、吉井小百合(25=日本電産サンキョー)も「難しいけど“あわよくば”という気持ちもある」と力を込めた。

 ▼組み合わせ スピードスケート女子500メートルの1回目の滑走順が決まり、小平奈緒は16組、岡崎朋美は12組でともにインスタートとなった。吉井小百合は15組のインで王北星と滑り、新谷志保美(竹村製作所)は14組のアウトスタート。今季W杯6勝のウォルフは17組で李相花と同走する。

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2010年2月17日のニュース