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ロシア 不振五輪に失望の声… 川口には擁護の声も

[ 2010年2月17日 21:02 ]

 冬季スポーツが盛んなロシアがバンクーバー冬季五輪の序盤戦で銅メダル1個しか取れず、国内で失望が広がっている。17日付の有力紙コメルサントは「黄金時代は終わった」との記事を1面に掲載した。

 ロシア新聞は、フィギュアスケートのペアでスミルノフ選手は演技の後に転倒した川口選手を気遣ったことを紹介し「この忌まわしい晩のために、彼女は人生を変えた。日本国籍を捨て、金メダルを夢みて、ロシア国歌も習ったのに…」と報じた。ロシア通信によると、ロシア・フィギュアスケート連盟のピセエフ会長は、地元開催となる2014年のソチ冬季五輪に再挑戦すべきだと呼び掛けた。

 一方、大衆紙コムソモリスカヤ・プラウダは「五輪は言い訳の競い合い」と題した記事で、ロシアの選手は、悪天候などを敗北の言い訳にしたが、他国の選手は同じ条件で勝っていると批判した。(共同)

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2010年2月17日のニュース