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最後はミリの差 チーム青森「絶対に落とせない戦い」勝った

[ 2010年2月17日 12:52 ]

マリリン「つまずきたくなかった」

 【カーリング】まさに薄氷を踏む勝利だった。最終第10エンド。ハウス(円)中央近くに日米両チームのストーン。中央に近い方が貴重な1勝を挙げるとあって、目測ではなく計測器で測定。わずかの差で日本の勝利が決まると、緊張から解放されたチーム青森のメンバーから初めて笑みがこぼれた。
 次戦のカナダ、そして中国戦を前に「絶対に落とせない1戦だった。(ストーンの差は)ミリ単位だと思う」と阿部監督が胸をなで下ろした。
 序盤は目黒のミスショットが目立ち苦戦したが「1点を取り返せば流れが変わると思っていた」と第5エンドで追いつき、第7エンドで逆転した。1点リードで迎えた、最終エンドのドキドキの場面も「わたしは勝っていると思った」(近江谷)。
 苦しみながら初戦をとったチーム青森は、精神的にまた一段とたくましくなった。

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2010年2月17日のニュース