SGカウントダウンコラム

SG「第63回ボートレースメモリアル」22日開幕 あと2日 ボートレース若松

[ 2017年8月20日 05:30 ]

2度目のSG制覇を狙う毒島誠(左)と白井英治
Photo By 提供写真

 ◎白井&毒島2度目のSG制覇へ気合十分

 《注目選手(3)》今回の舞台と同じ若松で行われた14年、第60回大会でSG初制覇を飾ったのが山口の白井英治だ。2コースからタッチSを決めてまくり圧勝。実に14回目の挑戦で手に入れた勲章だった。同年暮れのグランプリ(平和島)はファイナル1号艇で出走(3着)。白井にとって14年は忘れることのできない年になったはずだ。しかし、15年以降はSG無冠。優出も16年のダービー(福岡)と同年GPシリーズ(住之江)の2回のみと、本来の実力を発揮できていない印象だ。だが、相変わらず高い勝率を維持しているだけに、いいモーターとコンビを組めば必ずV争いに絡んでくるだろう。

 群馬の毒島誠も13年、第59回大会(まるがめ)でSG初制覇を成し遂げた。インからコンマ02の鋭発を決めての逃げ切りだった。現役トップクラスの実力者に成長した現在に至るまで、5つのG1を獲得したがSGタイトルはなし。5度の優出がありながら、いずれもチャンスをつかむことはできなかった。若松は今年6月の周年記念で優出2着と実績は十分。それだけに今回、2回目のSG優勝を果たしても不思議はない。

 21日は総展望をお届けする。

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