SGカウントダウンコラム

SG「第57回ボートレースクラシック」16日開幕 あと4日 ボートレース大村

[ 2022年3月12日 05:30 ]

石野貴之(左)と桐生順平
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◆石野 連覇へ水面相性良し

 今年で57回目のボートレースクラシック。昨年は福岡で行われ、石野貴之が大会初優勝を成し遂げた。勝率5点台後半とA1級キープが危ぶまれる中、強力機の後押しもあり、9個目のSGタイトルを手にした。これで勢いに乗ると、その後の厳しい勝負駆けに成功した。昨年後半以降は再び苦戦を余儀なくされたが、今年に入り徐々に上昇ムード。レベルの高い地元住之江の正月開催を制すと、2月の近畿地区選で準優勝した。舞台の大村はSG制覇(16年チャレンジカップ)の経験がある相性抜群の水面。連覇の期待を抱かせる材料がそろっている。

◆桐生 歴代最多タイ3Vだ

 ほか歴代覇者の注目は桐生順平だ。過去3回のSG優勝のうち、2回がこのクラシック。第50回大会(15年尼崎)で初のSGタイトルを獲得した。2度目の大会制覇を飾った17年は年末のグランプリも制し、ボートレースの頂点に立った。それ以降SG優勝はないが、常にトップレベルを維持。昨年はG1・3V、SG2優出と活躍し、グランプリ出場を果たした。今年も2月に地元戸田周年優勝、からつ周年準優勝など、大いに存在感を発揮している。歴代最多タイとなる大会3Vへ向け、視界は明るい。

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