PG1【第4回ボートレースバトルチャンピオントーナメント】12日開幕　あと3日　びわこ

山口剛（左）と関浩哉
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◆山口　光る昨年SG安定感

　トーナメント1回戦から3日目の準決勝まで、4着以下が振り落とされていくシリーズ。優勝戦の枠番は抽選で決まるため、とにかく3着以内に入り続けていれば優勝のチャンスは十分に残る。そこで3着内率に注目。昨年のGⅠ以上で高い3連対率をマークしたのは山口剛と関浩哉だ。

　山口は6月のSGグランドチャンピオンで優出。さらに8月のメモリアルからダービー、チャレンジCとSG3大会連続で準優勝。暮れのグランプリでフライングを切ってしまったが、とにかくSG戦線での安定感が光っていた。GⅠでも5優出1Vと活躍。22年は賞金3位で終了した。グランプリで切ったFのペナルティーにより、7月のオーシャンCまでSGには出場できない。2月の中国地区選を最後にGⅠ、GⅡからもしばらく姿を消すことになる。今大会は賞金を大きく加算する数少ないチャンス。是が非でも結果を残しておきたい。

　◆関　22年ビッグレース堅実

　関はGⅠ5節に出場して3優出。5月の津周年では4年ぶり2回目のGⅠ制覇を飾った。SGも出走したメモリアル、ダービー、チャレンジC、グランプリシリーズ全てで予選を突破。エンジン出し、レース運びと堅実な一年だった。