SGカウントダウンコラム

SG「第36回グランプリ」14日開幕 あと3日 ボートレース住之江

[ 2021年12月11日 05:30 ]

白井英治(左)と毒島誠
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◆好調維持 毒島が戴冠の時

 近年、常にトップレベルで活躍している毒島誠はグランプリでも安定感抜群。優勝こそないが、過去7度出場して5度もベスト6に名を連ねている。いつ黄金のヘルメットを手にしても驚かない。9月以降、G1で立て続けに優出するなど、今年は賞金レース終盤で存在感を発揮。11月の三国周年では完全優勝の偉業を成し遂げた。4年ぶりにトライアル1stからの参戦となったが、近況の調子は上向きとみていいだろう。まずは久々に経験するサバイバル競走を勝ち抜くことに集中する。

◆白井 リベンジチャンスだ

 白井英治もグランプリ無冠の実力者。最大のチャンスは第18回大会(14年、平和島)だった。トライアル(TR)2ndを3戦全勝で通過。得点1位で優勝戦1号艇を手に入れたが、結果は3着に終わった。肝心のスタートで後手に回ってしまい、万事休す。大外Vの離れ業をやってのけた茅原悠紀の引き立て役に甘んじた。翌年はシリーズ回りとなったが、16年から6年連続でベスト18入り。その間2度の優出があったが、リベンジは果たせていない。2年ぶりにTR2ndからの参戦を決めた今年はチャンス。気迫のこもったレースに期待したい。

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