SGカウントダウンコラム

PG1「第10回クイーンズクライマックス」26日開幕 あと3日 ボートレース福岡

[ 2021年12月23日 05:30 ]

大山千広(左)と寺田千恵
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◆寺田 唯一の10年連続出場

 今年で節目の第10回を迎えるクイーンズクライマックス。ただ1人、12年の第1回から欠かさずに参戦しているのが寺田千恵だ。昨年は11月のレディースチャレンジC優勝で連続出場記録をつないだが、今年は余裕たっぷり。女子限定戦では、ほぼ毎節のように予選を突破してコツコツと賞金加算。11月までに3000万円弱を稼ぎだし、レディースチャレンジC最終日を待たずに12位以内を確定させた。クイーンズ過去9回の戦績は6優出0V。17年の準優勝が最高成績だ。初Vに向けて流れに乗るためにも、まずは5号艇のトライアル1回戦で上位を狙う。

◆大山 地元開催で一撃ある

 対照的に土壇場で出場を決めたのは大山千広だ。フライング休みが多かった21年は思うように賞金を上積みできず、レディースチャレンジC開幕時点で圏外の15位。優出が最低条件という窮地に立たされていた。それでも得点率6位で優勝戦に滑り込むと、鎌倉涼との“先着した方に出場権”というシビアな戦いにも6号艇で打ち勝った。3度目のクイーンズ挑戦となる今年は福岡が決戦の舞台。地元の大一番に懸ける大山の執念があれば、6号艇スタートという厳しい戦いも乗り越えられるだろう。

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