SGカウントダウンコラム

PG1「第9回ヤングダービー」20日開幕 あと3日 ボートレース多摩川

[ 2022年9月17日 05:00 ]

前田篤哉と大山千広
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◆前田 20年新人王覚醒に期待

 ヤングダービーの舞台となる多摩川をドル箱とするのがルーキー世代屈指のテクニシャン、前田篤哉だ。デビュー4年目の20年10月、桐生で待望の初V。続く多摩川でも優勝を飾って一躍世代トップクラスに割って入った。これが決め手となって20年の最優秀新人を獲得。その後も多摩川では優出2着(21年7月)、優勝(同8月)、準完全V(同11月)。よほど是政の水が合うのか、中外コースからエッジの効いた捲り差しを披露してきた。当タイトルは過去3回出場していずれも予選敗退。新人王からもう一つ上のステップへ、ここいらで覚醒するか。

◆大山 18年G1初優出の舞台

 人気レーサー大山千広は女子でただ一人ヤングダービーの優勝戦に駒を進めた。18年の第5回(浜名湖)のことだ。これがのちに女子G1タイトルを獲得し、SGドリーム戦に名を連ねることになるヒロインのG1初優出。その活躍などが評価され、その年の最優秀新人に輝いた。F2の足かせが外れた新期は8月レディースチャンピオン(まるがめ)優出3着など復調。5月以降の現況勝率は7・66とツヨカワを地で行く。年末のクイーンズクライマックスも視野に入れ、結果にこだわる。

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