SGカウントダウンコラム

SG「第37回グランプリ」13日開幕 あと4日 ボートレース大村

[ 2022年12月9日 05:00 ]

遠藤エミと羽野直也
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◆遠藤 SG制覇の地快挙再び

 18人中6人が初参戦。今年は顔ぶれが大きく変わったが、中でも遠藤エミは女性初のグランプリ出場者。いやが応でも注目を集めることになるだろう。それも舞台は大村。女性初のSG覇者に輝いた3月のクラシックと同じ水面だ。「理由は分からないけど大村は相性がいい。チャレンジCで賞金を上積みできなかったので、まずはトライアル(TR)2ndに行くことが目標」。賞金13位でTR1stの1回戦は4号艇。内には池田浩二、桐生順平、毒島誠ら超絶技巧派が並ぶ。だが、再びボート史に名を刻むためには超えなくてはならない相手。ひるむことなく真っ向勝負を挑む。

◆羽野 初出場ジャイキリ狙う

 羽野直也もデビュー9年目で頂上決戦の舞台にたどり着いた。キャリア3年半でG1タイトルを獲得した逸材は、今年3月の若松周年で目標に掲げていた地元G1初優勝を達成。10月の平和島周年で今年2度目のG1制覇を飾り、賞金15位でグランプリ初参戦を果たした。福岡支部の絶対的エース・瓜生正義から「僕を超えていく男」と称される今大会最年少の27歳。先輩17人に経験では劣るが、そのポテンシャルを遺憾なく発揮できればジャイアントキリングも夢ではない。

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