SGカウントダウンコラム

SG「第36回グランプリ」14日開幕 あと4日 ボートレース住之江

[ 2021年12月10日 05:30 ]

池田浩二(左)と瓜生正義
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◆12月の住之江は瓜生の庭

 今年のSG戦線は登録3000番台の活躍が目立った。前本泰和のグランドチャンピオン制覇を皮切りに、浜野谷憲吾(オーシャンC)、原田幸哉(メモリアル)、辻栄蔵(チャレンジC)がビッグタイトルを獲得。そして、まだまだ忘れてはならない40代がいる。瓜生正義と池田浩二を抜きにグランプリ(GP)は語れない。共に住之江GPでの実績は文句のつけようがない。瓜生は過去8優出1V。この時季の水面を熟知していると言っていい。賞金ランキング19位で迎えたチャレンジCでは、持ち前の調整力で舟足の底上げに成功。準優勝で今大会の切符をつかんだ。直前のバトルチャンピオントーナメントは優勝戦の枠番抽選で1号艇を引き当てたが、2着。上昇ムードに水を差してしまっただけに、住之江でこの借りを返したい。

◆池田が当地GP3度目V狙う

 池田は当地GP2V(11、13年)。これまでで獲得したSGタイトルは瓜生(10個)に次ぐ9個と、今大会有数の実績の持ち主だ。今年はフライングで順調さを欠いたが、G1・2V、SG優出1回と大舞台で活躍。2年ぶりにベスト18入りを決めた。ラストバトルを制し、終わり良ければ全て良し、となるか注目だ。

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