SGカウントダウンコラム

SG「第58回ボートレースクラシック」16日開幕 あと4日 ボートレース平和島

[ 2023年3月12日 05:00 ]

馬場貴也(左)と池田浩二
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◆馬場 地区選V好調MVP男

 2023年賞金レースの幕開けを告げるSG開幕戦。初日12Rドリーム戦の1号艇を担うのは昨年の最優秀選手、馬場貴也だ。昨年7VのうちSG1V、GⅠ2V、GⅡ1Vと活躍し、前回大会(大村)で女子史上初のSG制覇を達成した遠藤エミと〝滋賀旋風〟の立役者となった。獲得賞金ランキング1位で臨んだグランプリ(GP)は準V。それでもGP戦士の中でもひときわ輝くスピードをフル活用して、最後の最後まで沸かせた。今年は2月近畿地区選手権(住之江)で幸先良くV。スタートダッシュを決めた。

◆池田 高速旋回でV航跡描く

 開催地の平和島を得意とするのが池田浩二だ。当地は11年ダービー、13年クラシックのSG2冠を含む6Vと地元選手顔負け。ボートの舳先を持ち上げ水の抵抗を減らす高速旋回「ウイリーターン」の先駆者として、今なお第一線で活躍する。昨年は6月グランドチャンピオン(からつ)で13年GP以来8年半ぶりのSG奪取。SG通算優勝回数を2桁の大台に乗せた。23年前期適用勝率(8・37)で自身2回目の№1。目標はあくまで3回目のGP制覇か。エッジを効かせたターンの航跡から目が離せない。

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