PG1「第10回クイーンズクライマックス」26日開幕　あと4日　ボートレース福岡

平高奈菜（左）と遠藤エミ
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◆充実度一番の遠藤　V見えた

　今年のボートレースを締めくくるプレミアムG1クイーンズクライマックス。21年女王の座を懸け、1～11月の賞金上位12人が激突する。ランキング上位から内枠を振り分けられるトライアル1回戦。今年、その1号艇を手に入れたのは遠藤エミと平高奈菜だ。
　賞金1位で乗り込む遠藤は年明けから順調に優出を重ね、2月のG2レディースオールスターで準優勝。8月には悲願だったPG1レディースチャンピオンのタイトルを手にした。さらに今大会の前哨戦にあたる11月のG2レディースチャレンジCも制覇。今年の女子主要レース全てで優勝争いを演じる無双ぶりだ。BBCトーナメントでは節イチの伸びを引き出して峰竜太、瓜生正義らと共に優出して4着。グランプリのファイナリストと互角に渡り合った。近況の充実度は女子ではダントツ。完全Vを達成した17年以来2度目のクイーンズ制覇は近い。

◆平高　底力見せて連覇狙う

　大会連覇に挑む平高が賞金2位。今年はオールレディースとヴィーナスシリーズで計6V。G2甲子園では一線級男子を相手に優勝戦まで駒を進めた。ビッグレース制覇はなかったが、女子トップクラスの底力は健在。まずは絶好枠の1回戦を逃げて勢いに乗りたい。