村雨辰剛 「カムカム」ロバートの役作りは軍人の父を参考「親父を思い出しながら演じました」

[ 2022年6月26日 13:17 ]

村雨辰剛公式インスタグラム(@tatsumasa.murasame)より

 スウェーデン生まれの庭師で俳優の村雨辰剛(たつまさ=33)が26日、TBSラジオ「安住紳一郎の日曜天国」(日曜前10・00)にゲスト出演し、4月に終了したNHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」出演の反響を語った。

 同作では、1人目のヒロイン安子(上白石萌音)を連れて米国へ帰る米軍将校のロバートを演じ、お茶の間に広く知られるようになった。タレント業と庭師の二足のわらじで活動する村雨は、安住紳一郎アナウンサーから反響を聞かれ、「大きかったですね」と告白。「今、どこに行ってもロバートです。特に庭師の仕事をさせいただく時は、目立ってしまうので、“あれ?ロバート?”みたいに、通りすがりの方に言われたり」と答えた。安住アナから「むしろ、“何でロバートが庭師やってるんだ?”みたいな?」と聞かれると、「2度見、3度見くらいされます」と笑った。

 ロバートほどの大役は自身初めてで、「僕の中でもロバートというのは、共通点に感じるものがいっぱいありました」と打ち明けた。「僕も父親が軍人だったということもあって、空軍の少佐だったんですけど、厳しく育てられて。親父を思い出しながらロバートを演じました」。父にも出演を報告したそうで、「“日本でみんなが見ているようなドラマがあって、こういうことをやります”と話したら、喜んでくれました」と明かした。

 安住アナが「スウェーデン人の息子が日本に行って、アメリカ人将校の役でドラマに出てるって、不思議な…」と話すと、村雨は「人生って分からないなっていうのがありますね。逆にそれがおもしろいなと思いますけど」としみじみ語っていた。

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2022年6月26日のニュース