「まえだまえだ」前田航基 「おかえりモネ」劇中断髪式の秘話明かす「カットかかったらみんな大爆笑」

[ 2021年12月12日 21:21 ]

「まえだまえだ」前田航基
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 お笑いコンビ「まえだまえだ」で俳優の前田航基(22)が、12日放送のニッポン放送「笑福亭鶴瓶 日曜日のそれ」(日曜後4・00)にゲスト出演し、出演したNHK連続テレビ小説「おかえりモネ」の裏話を披露した。

 弟の旺志郎(20)と組むコンビは休止状態だが、2人そろって俳優業で活躍中。「おちょやん」に出演していた旺志郎に続き、自身が直後の「おかえりモネ」に出るという“兄弟朝ドラリレー”だった。

 前田は清原果耶(19)演じるヒロインの百音の幼なじみで、寺の住職の息子ながら跡継ぎを拒み、ロックバンドなど音楽活動に精を出す後藤三生を演じた。アシスタントのフリーアナウンサー上柳昌彦は印象的な出演場面として、住職を継ぐことを決意した三生が、涙をこらえながら仲間たちからバリカンで断髪してもらうシーンを挙げた。

 上柳アナから「実際にバリカンでバーッとやられてるわけだから、やり直しがきかない。どんな感じだったんですか?」と尋ねられると、前田は「あれ、1日かけてやってるんです」と明かした。「昼ご飯の時、ちょうど半分だけ髪の毛があるみたいな。ほんまに丁寧にいっぱい準備してそっていって、1回ちゃんと確認して…という感じで」。重要な場面だったためか、1日がかりでの撮影だったことを打ち明けた。

 撮影中は緊張感を保たなければいけなかったが、前田はシーンの撮影が終わった瞬間を鮮明に覚えていた。「1日緊張って、してられないじゃないですか?それ終わってカットかかったら、みんな大爆笑ですよ。(髪形が)どんどんおもろなっていくから。片方ずつ坊主になっていって、最後モヒカンになって。『何やこれは?』みたいな」と話し、「めちゃくちゃ楽しかったです」と振り返った。

 撮影はコロナ禍ならではの苦労もあったという。「幼なじみなんで、普段から仲良くならないと、なかなか空気感が出ないじゃないですか?それを作っていくのが、最初はなかなか難しくて。『できるだけしゃべらんといてほしい』という(制作側からのお願いの)中で、ご飯もなかなか行ないし、どうやって仲良くしてたんやっけ?と。役としてもムードメーカーの役だったんで、僕が率先してしゃべれるようにしていかなあかんなと」。それでも、「みんなめちゃくちゃいい人たちなので、すぐ仲良くなりましたけど」と、共演者たちに救われたことを打ち明けていた。

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2021年12月12日のニュース