東国原英夫 宣言解除の具体的数値示されず「目標値がないまま国民が戦っている、非常に厳しいと思う」

[ 2021年8月26日 16:39 ]

東国原英夫
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 元衆院議員でタレントの東国原英夫(63)が26日、TBS系「ゴゴスマ~GO GO!smile~」(月~金曜後1・55)にリモートで生出演し、新型コロナウイルスに対する政府の対応について私見を語った。

 番組では、新型コロナの感染拡大によって、緊急事態宣言の対象が21都道府県に広がったことを伝えた。また、9月12日の宣言解除について菅義偉首相が「ワクチンの接種状況、重症者数、病床使用率などを分析し、判断する」と述べたことも取り上げた。

 これに東国原は「そろそろ具体的な数値、目標基準をお示しいただけなければいけないんじゃないかと思いますね」との考えを示し「ワクチン接種が何パーセントまでになったら、あるいは重症数が何人になったら(宣言が)解除できるのか。あるいは、病床使用率がコロナの普通の入院とそしてまた重症病床使用率こういったものが何パーセントだったら解除すのかとか」と語った。

 さらに「1年間この目標値が全く出てきてないんですよ」と指摘。「目標値がないまま国民が戦っている、飲食店の方が戦っているというのは非常に厳しいと思う、精神的に。マラソンでいったらマラソンでゴールが見えたら『ゴールをあと5キロ延長します』。こんなつらい話はないですよ」と述べ「今までだらだら(宣言の)延長ばっかりしてきたじゃないですか。もう延長なしですよ。ですからそのためには基準値を示していただきたいっていうのが僕の要望ですね」と話した。

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