橋下徹氏 尾身氏のバッハ会長再来日批判に「一国民として言ってくれたんだと思う」

[ 2021年8月26日 13:42 ]

元大阪市長で弁護士の橋下徹氏
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 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(52)が26日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長が25日の衆院厚生労働委員会で、国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長が再来日したことについて「なんでわざわざ来るのか。常識で判断できるはずだ」と批判したことに言及した。

 バッハ会長は、五輪閉幕後、いったん帰国したが、国際パラリンピック委員会(IPC)の招待を受け、24日のパラ開会式に出席するため23日に再来日した。尾身氏は、政府が国民にテレワークや外出自粛を要請している中での再来日を疑問視。バッハ会長がパラリンピック関連行事に参加することについて「必要ならオンラインでできるのではないか」と疑問を呈した。

 橋下氏は「いやあ、尾身さん、怒ってましたねえ」と言い、「僕も感覚的には同じです。バッハさんが来られて感染が拡大するなんてことはまずあり得ません。リスクが拡大することはまずないんですけれど、やっぱり国民感情ですよ。尾身さんたちは国民の行動変容を要求しているわけですね。国民に動いてもらいたい、テレワークだったり外出自粛だったり。国民が動こうと思えば、やっぱり感情面があって、政治がそこにリーダーシップを発揮できていません。襟を正していませんよ。政治がきちんとやってから国民を動かすというのが順番。それを尾身さんは専門家というより、ある意味、一国民として言ってくれたんだと思う」と自身の見解を述べた。

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2021年8月26日のニュース