古市憲寿氏 尾身氏のバッハ会長再来日批判に「ついに政治家になっちゃったな」

[ 2021年8月26日 13:41 ]

フジテレビ社屋
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 社会学者の古市憲寿氏(36)が26日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長が25日の衆院厚生労働委員会で、国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長が再来日したことについて「なんでわざわざ来るのか。常識で判断できるはずだ」と批判したことに言及した。

 バッハ会長は、五輪閉幕後、いったん帰国したが、国際パラリンピック委員会(IPC)の招待を受け、24日のパラ開会式に出席するため23日に再来日した。尾身氏は、政府が国民にテレワークや外出自粛を要請している中での再来日を疑問視。バッハ会長がパラリンピック関連行事に参加することについて「必要ならオンラインでできるのではないか」と疑問を呈した。

 古市氏は「僕は、尾身さんがついに政治家になっちゃったなって感じがしたんですよ」と言い、その理由を「だって感染症の専門家っていうよりも、今バッハに来てほしくないっていう気持ちはみんな分かるし僕も分かるんですけど、みんなが分かる気持ちに寄り添って、そこにさらに感情的にそれを批判するっていうのは、どっちかといえば感染症の専門家がすることではなくて政治家のやることかなって思う」と説明。そして「それを言うんだったら尾身さんの厚労委員会もリモートでいいじゃないですか。そういうことを言われちゃうと思うんで、感情的になったのは得策ではなかったのかなって思いましたね」と自身の見解を述べた。

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2021年8月26日のニュース