巨人お見事4連勝!昨季苦戦した広島に今季初対戦で鮮やか逆転勝ち 6回一挙7点 泉1069日ぶり白星

[ 2024年4月12日 20:50 ]

セ・リーグ   巨人9―4広島 ( 2024年4月12日    東京D )

<巨・広>勝利を収めマウンドでハイタッチする巨人ナイン(撮影・藤山 由理)
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 巨人が6回に打者11人で6安打を集中して一挙7点を挙げ、今季初対戦となった広島に逆転勝ち。今季初の4連勝を飾って貯金を今季最多タイの2とした。巨人の4連勝は原辰徳前監督時代の昨年7月以来9カ月ぶり。巨人は昨季広島に対戦成績8勝17敗と大きく負け越していたが、今季は先勝となった。

 プロ6年目で初の開幕投手を務めた新エースの戸郷が初回いきなり2点先制を許すなど、5回で9三振を奪うも8安打4失点で降板。だが、打線は諦めなかった。

 0―2の2回に坂本が2号ソロ、1―4の4回に岡本和が3号ソロを放ってじわじわと追い上げ。そして、2―4で迎えた6回だった。

 萩尾、佐々木と若い1、2番コンビの連打からチャンスをつかむと、岡本和が四球で出て1死満塁。坂本のユニホームをかすめる押し出し死球でまずは3―4と1点差に迫った。

 すると、代打・丸が初球で凡打に倒れた2死満塁からオコエが中前に2点適時打を放って5―4とついに逆転。さらに吉川、萩尾、佐々木にも適時打が出てこの回一挙7点が入った。

 この回だけで打者11人で6安打集中。この回だけで2年目の萩尾は2打数2安打2打点、新人の佐々木は2打数2安打1打点という新戦力の活躍だった。

 戸郷のあとを受け、6回に2番手として登板した泉は1回を無安打無失点と好投。ソフトバンクから移籍後初登板で初勝利を飾っている。

 泉の白星はソフトバンク時代の2021年5月9日西武戦(ペイペイD)以来1069日ぶりプロ通算4勝目。

 ウォーカーとの交換トレードでオフに高橋礼とともに加入したが、高橋礼は今月7日のDeNA戦(東京D)で6回3安打無失点と好投してソフトバンク時代の2021年4月17日西武戦(メットライフD)以来1086日ぶりとなるプロ通算18勝目をマークしており、盟友に続いた。

 ▼オコエ 執念で食らいついていきました。逆転につながってうれしいです。

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