阪神・近本が5試合連続安打となる意地のマルチ　好相性の大瀬良を今季も攻略

セ・リーグ   阪神0ー1広島 （ 2024年4月11日    甲子園 ）

＜神・広＞3回1死一塁、阪神・近本は左前打を放つ（撮影・北條　貴史）
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　阪神の近本が大瀬良から意地の2安打を放った。初回に左翼線二塁打でチャンスメークすると、3回1死一塁でも右前打して得点圏に走者を進めた。どちらも無得点ながら、昨季7打数5安打、打率・714の好相性を誇った右腕を今季も攻略した。

　「（打球の）イメージはしていなかった。あ、（左翼線へ）飛んだ、という感じ」

　初回の二塁打で、6日ヤクルト戦（神宮）から5試合連続安打。この間は打率・333（21打数7安打）で、シーズン打率も・298まで浮上した。最後は自身の頭上を田村の飛球が越え、決勝点を許したが「やることをやって（頭上を）オーバーはしょうがない」と淡々。一喜一憂せず、目の前のワンプレーに全力を尽くす。（八木　勇磨）