阪神ドラ1・下村がトミー・ジョン手術後初めて報道陣に対応「今のうちに不安を取り除きたかった」

[ 2024年4月12日 14:00 ]

トミージョン手術を行い、装具を付けたまま取材に応じる阪神・下村(撮影・中辻 颯太)
Photo By スポニチ

 阪神のドラフト1位・下村海翔投手(22)が、12日、右肘内側側副靱帯(じんたい)再建術(通称トミー・ジョン手術)後、初めて鳴尾浜で報道陣に対応した。

 「この決断を今後いいものだと言えるように一生懸命取り組みたい」

 周りの先輩たちの声が、手術決断を後押しした。ベテランの岩崎、岩貞の話や同じ手術歴を持つ才木、高橋らの経験談が心に響いた。加えて、ノースロー調整をしても状態が上がらず、3月中旬、決断に至った。

 「ずっと保存でやっていても中途半端に終わりそうな気がした。それだったら今のうちに、なんとかこの不安を取り除きたかった」

 今後は焦らず、リハビリを続けていく。「焦りたくはないけど、1日でも早く復帰したい。試合で思い切りプレーできるようにがんばりたい」と決意を固めた。

続きを表示

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2024年4月12日のニュース