阪神・坂本「（打率・409は）恐ろしい。シーズン始まれば・000から…」　初の開幕マスクへ猛進中

オープン戦   阪神0ー0中日 （ 2024年3月15日    バンテリンD ）

＜中・神＞　5回2死一塁、阪神・坂本は左前打を放つ（投手・柳）（撮影・大森　寛明）
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　攻略に苦しんだ中日・柳から快音を響かせたのは坂本だった。「7番・捕手」で先発出場した坂本が5試合連続安打でオープン戦の打率を・409として好調をキープ。自身初の開幕マスクへ猛進は止まらない。

　「バットも打ち方も何も変えていません。昨年もこれを打つと決めたら振っているのですが、今年はそれで結果が出ている」

　好結果が続く現状を坂本らしく、冷静に受け止めた。スコアレスの5回2死一塁で迎えた第2打席。4回まで完全投球を許していた柳の直球を左前に運んで好機を拡大した。

　定評のあるリードでは開幕投手に内定している青柳を6回無失点の好投に導いた。キャンプから故障もなく、より多くの投手とコンビを組んでシーズンへの準備は着々。試合後は、絶好調ゆえの“本音”を口にした。

　「（打率・409は）恐ろしいですね。シーズン始まればまた・000からスタートしないといけないんで」。勢いそのままにシーズンに突入したい。