オリックス宇田川 開幕1軍断念「もうちょっと時間をかけて」右肩痛の再発防止を優先

[ 2024年3月15日 05:20 ]

オリックス・宇田川
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 オリックス・宇田川優希投手(25)が14日、目標としていた開幕1軍入りの断念を明かした。昨季途中から抱えていた右肩痛の再発防止を優先し、期限を設けずに万全の状態を整えてから1軍マウンドを目指す考えを固めた。

 「1軍を目指してやっていましたけど、トレーナーさんと話して、急いで復帰というより、もうちょっと時間をかけて、途中離脱しないように…というのを目標にした方がいいのではと。途中離脱したくないので、焦らずという感じです」

 昨年は3月のWBCに出場し、自己最多46試合で4勝20ホールド2セーブ、防御率1・77でリーグ3連覇に貢献した。ただ、4月末に上半身のコンディション不良で約1カ月半の離脱。後半戦は右肩不安を覚えながらの登板だった。今季は離脱だけは避けたい思いが強く、開幕よりも復帰から最後まで投げ抜くことに重きを置いた。

 「去年、途中離脱して悔しい思い、しんどい思いもした。今年はそういう思いをしないように、しっかり最後までいけるように、今やっていますね」

 大阪・舞洲の施設で調整し、今週中にも昨季終了後では初めて捕手を座らせた投球練習を再開予定。3月中の実戦復帰を目指し、慎重に調整を進める。

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