日本ハム・新庄監督 トレード加入の若林の4番起用に「やるぞという気持ちにさせることが大事」

[ 2024年3月12日 23:21 ]

オープン戦   日本ハム4-4広島 ( 2024年3月12日    エスコンF )

<日・広>7回、松山の打球を処理し一塁に送球する若林(撮影・高橋 茂夫)
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 日本ハムは、広島とのオープン戦に引き分けた。新庄剛志監督(52)は、11日にトレードが決まったばかりの若林晃弘内野手(30)を「4番・二塁」で起用したが、4打数無安打に終わった。新庄監督の一問一答は次の通り。

 ――若林選手をいきなり4番で起用
 「もう使うっていうことは決めてたんで。どこの場所だろうが新しい場所で。まずはさあやるぞっていう気持ちにさせる。結果どうこうより、そういう気持ちにさせるっていうことが1番大事と僕は思ってるんで。結果は出なかったですけど、別に紙一重だったんで。明日はちょっとショートでね、見てみたい」

 ――彼の万能性をどんどん起用して見たい
 可能性はね、どこで出るかわからないんで。向こうで結果が出なくて、1軍で声がかからないっていうところで。リーグも変わって爆発する可能性もあるんで。あと10試合ぐらいで、その中で判断していきたいなと思いますね。

 ――9回の同点打など水野が活躍した
 「3打席のノーヒットでも、ああいう場面で打てる選手っていうふうにキャンプ中から思ってて。なんか不思議なとこで打ちますよね、彼は。逆方向に伸びていくというか。左肩が下がらない打ち方をするんで、逆方向が伸びる。打った瞬間、おお、犠牲フライやと思ったらそこからぐんぐん伸びていく。ベンチプレスは今140で、155キロ上げられたら、多分入ってます(笑)」

 ――進藤がオープン戦で初安打
 「新人の子には1年間言わないって思ってたんですけど。まだ、分からないですけど、彼は1軍に残せる選手って思って。ちょっと早めに彼には伝えてもいいかなと思って。スタンスが広すぎてバットが出てこないで右肩が下がって、ずれるような打ち方をしてたんで。1週間前ぐらいかな。ちょっとスタンスを狭くして右肩が下がらないような打ち方をしようって話をした。あの打ち方よかったよっていうことを言いました」

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