DeNA“代打逆転満塁弾男”知野が結婚!人生最大の祝弾「ハマスタ上空」でプロポーズ

[ 2024年3月12日 04:00 ]

夫人との似顔絵写真を手に会心の笑顔を見せるDeNA・知野(本人提供)
Photo By 提供写真

 DeNAの知野直人内野手(25)が、昨年12月25日に婚姻届を提出していたことが11日、分かった。「代打逆転満塁弾」男が、クリスマスに人生最大の祝弾を打ち上げた! お相手は埼玉県出身の年上一般女性。会社勤めの夫人とは、知人の紹介で知り合った。そして1年9カ月の交際の末ゴールイン。知野は「僕のことを一番に考えて行動、言動してくれる。本当に尊敬できる人」と夫人の魅力に夢中になっている。

 プロポーズは同8日。場所は「ハマスタ上空」だった。手段は非公表だが、本拠地を見下ろす横浜上空での意思表示は自身の案。2つ返事でOKをもらい「明るく楽しくポジティブな家庭を築きたい。お互い成長し高めあいたい」と決意した。

 プロ4年目の22年は、3月25日広島戦に「6番・一塁」で初の開幕スタメン。だが守備でミスが出て、試合後にベンチで涙を流した。自身を鍛え直すため、同オフから松田宣浩氏(前巨人、本紙評論家)の自主トレ「熱男塾」に参加。

 昨季9月3日の巨人戦(横浜)では、1―4の無死満塁の場面で代打で登場し、井上から逆転満塁弾をマークした。「釣り銭」なしの代打逆転満塁弾は球団史上初の快挙で、通算39試合出場は自身キャリアハイとなった。

 今季は俊足の内野ユーティリティープレーヤーとして三浦監督の期待も高いが、宜野湾キャンプで左太腿裏の肉離れを発症。現在は別メニュー調整中も、開幕にむけ順調に回復している。

 知野は同学年のチームメイトからも信頼は厚く、新主将の牧、昨季スポニチ制定「バッテリー賞」を受賞した山本も、知野の婚姻届提出を祝福している。 「もう一人ではない。背負うものがあるのは本当に幸せなこと。生半可な気持ちではなく、一層真摯(しんし)に野球に取り組んでいきます」と知野。一家の主となった男の背中は大きく頼もしく成長し続ける。

 ◇知野 直人(ちの・なおと)1999年(平11)2月16日生まれ、新潟県出身の25歳。聖光学院、第一学院、BC・新潟を経て18年ドラフト6位でDeNA入団。21年5月26日オリックス戦で、漆原からプロ初安打となる本塁打を放った。昨季は39試合に出場し、打率・167、2本塁打、5打点、2盗塁。1メートル82、85キロ、右投げ右打ち。

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