トレード加入の西武・元山「神の手」走塁から生還 2安打でOP戦打率・455

[ 2024年3月12日 14:43 ]

オープン戦   西武―日本ハム ( 2024年3月12日    ベルーナD )

オープン戦<西・中1>2回、二塁打を放ち塁上でガッツポーズする元山(撮影・久冨木 修)
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 今オフ、ヤクルトから西武にトレード移籍した元山飛優内野手(25)が「神の手」走塁を見せた。打っては2安打でオープン戦打率・455に上昇させて、開幕スタメンに猛アピールした。

 0―1の5回先頭で、三塁内野安打で出塁。次打者の外崎の打席で、小笠原が暴投すると、一気に一塁から二塁を回って三塁にヘッドスライディングした。三塁手の高橋周が自身の左手にタッチをしようとすると、滑り込みながら左手を後ろに引いて、右手で三塁ベースにタッチ。相手ベンチがリクエストによるリプレー検証を要求したが、判定は覆らずセーフのままだった。

 直後に外崎が左前に安打を放ち、元山が生還。1―1の同点に追いついた。

 松井監督の就任1年目の昨年は「走魂」をスローガンに掲げ、22年にリーグワーストの60だったチーム盗塁数を、同2位の80まで押し上げた。今季も指揮官は「盗塁だけではない」と走塁の重要性を説いている。

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