西武本拠ベルーナドーム「1億円賞金看板」が移設 右翼から左翼に“コンバート”の理由は…

[ 2024年3月12日 11:43 ]

ベルーナドーム左中間に有る「ここに当たれば1億円」の看板(撮影・久冨木 修)
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 西武の本拠地ベルーナドームの広告看板「「ここに当たれば¥100,000,000」が、昨年までの右翼席上部から左中間席側に移設された。東京都立川市に本社を構え、主に不動産事業を展開する「立飛ホールディングス」の看板だ。

 昨季に引き続き、今季も1軍公式戦で同看板に本塁打のボールが当たれば、チームを問わず当てた選手に1億円が贈呈される。昨年11月27日に球団スポンサー企業を集めて開催された「埼玉西武ライオンズ 感謝の集い」で、佐藤龍が「レフト側だったら右打者でも狙えるんですけどね」と発言したことがきっかけで移設の運びとなった。同会合はスポンサー企業と西武の監督、選手が円卓で食事を楽しみながら懇親を図るものだが、立飛ホールディングスと同席したのが佐藤龍だった。

 メジャー通算114本塁打の新外国人・アギラーは、球団広報から聞いた賞金額の大きさに目を丸くし、隣にいたコルデロとハイタッチ。まるで達成したかのような喜びの表情を見せ「もし当てることができたらチームのみんなで豪華なディナーに行きたいね!打席に入ってから、呼吸や投手との間合い、スイングなど、すべてのことがうまく噛み合ったときに当てることができると思うし。打席から見た感じでは絶対に無理という風には思わないね。まぁ、やってみないとわからないけど自信は70%くらいかな(笑)。」と強気のコメントをしていた。

 看板直撃弾の推定飛距離は140メートル。「距離と角度が問題だよね。もちろん狙いたいし、たくさん挑戦できるように、コンディションを整えて、多くの打席に立てるように調整していくよ!」と意気込んだ。

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