巨人・大城卓三　今季目標はトリプルスリー？「3割、30本、3盗塁！」

24日の広島とのオープン戦の3回、適時打を放つ大城（撮影・藤山　由理）
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　BS日テレの「月刊プロ野球！さまぁ～ずスタジアム　松井秀喜さんと初対面！宮崎キャンプSP」（後7・00）が25日に放送され、巨人の大城卓三捕手（31）が今季の目標にまさかの？「トリプルスリー」を掲げた。

　巨人ファンであるお笑いコンビ「さまぁ～ず」の三村マサカズ（56）と大竹一樹（56）、そしてタレントの宮崎瑠依（40）がレギュラーを務める巨人応援番組。通常は1時間番組だが、昨年12月9日の2時間SP以来となる放送は、3人が4年ぶりに宮崎キャンプを取材し、次々とコメントを引き出した。

　番組では「もっとも・さまぁ～ずにささった・プレーヤー」（MSP）として月間MSPを毎月発表しているが、2023年の年間MSPに選出されたのが大城卓。

　戸郷翔征投手（23）はそれを聞いて「ぐわぁ～！」とのけぞって苦笑い全開となり「どこがですか？こんなん言っちゃ失礼ですけど」と笑顔で続けて大城卓との仲良しバッテリーぶりをにじませていたが、戸郷のそのリアクションを聞かされると「あの成績（12勝5敗、防御率2.38）じゃ（MSPは）獲れないですよね」と大城卓も笑顔でいじり返して爆笑をさらった。

　取材日はちょうど31歳の誕生日で、紅白戦では自らバースデー安打も放った。大竹から「もしかしたらきょう盗塁するんじゃないかと思った」と言われると、「そうですね。見せようとしたんですけど。走るタイミングがなくて…」「（常に）狙ってます」とノリノリの新選手会長。

　改めて個人的な今季目標を聞かれると「トリプルスリーを目指したいなと思います」とキッパリ宣言。トリプルスリーとは、言わずと知れた同一シーズンでの「打率3割・30本塁打・30盗塁」のことだが、お世辞にも俊足とは言えない大城卓だけに3人は苦笑い。すると、「3割、30本、3盗塁！」とし、三村に「3盗塁も至難の業」といじられると、「そうですね」とあっさり認めて笑顔だった。

　なお、昨季の大城卓は134試合に出場して打率.281、16本塁打、55打点と全ての数字でキャリアハイの成績を残した。だが、盗塁は2020年に1つ、22年に1つ成功しただけでプロ通算6年で計2盗塁。今季3盗塁すればもちろん自身初となるが、果たして…。