オリックス・舜平大「変化球、真っすぐの質はどんどん上がっていく」28日ロッテ戦で全開

[ 2024年2月27日 05:20 ]

休日返上で調整する山下舜平大(撮影・井垣 忠夫))
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 若き剛腕がいよいよ本格実戦モードだ。あす28日のロッテ戦(清武)で今春初の対外試合登板に臨むとみられるオリックス・山下が、今キャンプ3度目の休日返上でキャッチボールなどで調整。「自分の課題は変えずにバランス良く、その中でボール自体のバッターの反応を見ていければ」とテーマを掲げた。

 14日のライブBP、25日のブルペン投球では早くも最速155キロを計測。それでも、昨季の新人王にとってはまだまだ調整段階に過ぎない。「今まで味方に投げていた分、(死球で)ケガさせてはいけないとか、そういう考えが強かった。対相手になると、もっと(腕が)振れると思うので、その中で変化球、真っすぐの質はどんどん上がっていくのかなと」。今年初の対外試合でさらなる出力アップとなれば、最速160キロに迫る剛球に期待が膨らむ。

 「ライブBPだと相手も球種を分かった上でやっていたので。次の登板は楽しみ。勝手にアドレナリンも出て、腕も振れるかと」

 直球、カーブに次ぐ第3の宝刀として強化中のフォークも投球予定。腰痛による昨夏の離脱から7キロ増量するなど肉体強化に取り組み続けてきた開幕投手候補が、シーズン本番に向けてギアを上げる。 (阪井 日向)

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