中日・松山、初の侍選出にもどん欲「他の選手のいいところ盗んできたい」

[ 2024年2月14日 14:26 ]

中日・松山晋也
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 中日からは松山晋也投手(23)、石川昂弥内野手(22)が侍ジャパンに選出された。ともにトップチームは初選出。

 一昨年の育成ドラフト1位で、昨年6月に支配下登録されると一気に勝ちパターンの中継ぎ陣の一角に食い込んだ松山は、代表でも持ち前のハングリー精神で同僚を質問攻めする構えを見せた。

 「凄く光栄。背負うこともないので、自分のやるべきことをやるのと、他の代表選手の方々の良いところを盗んできて、自分の引き出しを増やせるようにやっていくだけ」

 新人だった昨年は36試合で1勝1敗17ホールド、防御率1・27と上々の成績を残した。もっとも、本人はまだまだ上だけを見ており、今オフにはオリックスのベテラン・平野に弟子入り。16歳上の右腕からフォークの極意を学んだ。今回の代表メンバーにも同じ中継ぎ、抑えタイプの広島・栗林や、オリックスの怪物・山下ら多彩なメンバーが選ばれており、年齢を問わず聞きまくる考えだ。

 「聞きに行かないのが損。目の前に教科書があるのに、それを読まないのは本当に損かなと思うので、良いものはガツガツ行った方がいいと思う」

 1メートル88、92キロの堂々たる体格で、髪型は気合の入ったパンチパーマ。どこか昭和のにおいが漂うハングリー右腕は、初の侍選出をさらなる飛躍のきっかけにする意気込みだ。

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