ダルビッシュが松井裕樹と並んでキャンプ初のブルペン入り 後輩左腕を「大丈夫かな」と心配したのは…

[ 2024年2月14日 09:04 ]

ブルペン投球を行うダルビッシュ(撮影・笹田幸嗣通信員)
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 パドレスのダルビッシュ有投手(37)と松井裕樹投手(28)が13日(日本時間14日)、キャンプイン後初めてブルペン投球を行った。侍コンビが並び揃って投げた光景はまさに壮観。ダルビッシュが22球、松井が37球。受けた捕手からはともに感嘆の声が上がる見応える投球練習となった。

 ルーキー松井がブルペンで投げ始めるとダルビッシュが加わった。ともにキャンプイン後、初ブルペン。ダルビッシュは豊富な球種のうちフォーシーム、ツーシーム、スプリット、カーブ、スラーブの5つ球種を投げ、最速は95マイル(約153キロ)オーバーを記録。「今日は球も走っていたので良かったと思います」と満足げだった。後ろでは打線の軸、マチャドも右腕の球に熱視線を贈っていた。

 そのダルビッシュは隣で投げる松井の投球も気になった様子。「ピッチクロックの練習をしているのはわかっていたので、いろいろ大丈夫かなと心配しながら自分は投げていました」と“親心”をのぞかせ「(一緒で)すごく嬉しかったです」と笑顔だった。

 そして、日本人と一緒に練習できる相乗効果について「自分としても日本語を話す機会もありますし、いろんな情報交換をできるのもある。日本人の感覚とこっちの感覚は違うので情報交換の質も変わってくるので、そういうところで近い価値観の話ができうるというのはとても大きいです」と後輩左腕の存在に感謝した。

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