中日・立浪監督が愛のノック 中田&中島に約30分、中田「意識もうろう」

[ 2024年2月14日 05:10 ]

中田(奥右)、中島(同左)らに自らノックする中日・立浪監督
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 新加入のベテランコンビに中日・立浪監督が「愛のムチ」を繰り出した。今キャンプで初めて自らノック。サブグラウンドで34歳の中田、41歳の中島相手に約30分間、2人の息が上がるのもお構いなしで、右へ左へと走らせた。

 「ある程度年齢がいってくると、ノックさえ受けていればね、技術がある人は。コンディション的なことを考えれば必要」

 若い頃ほどのスピード感はなくても、中田はゴールデングラブ賞5回の一塁の名手。中島も遊撃手で3度の受賞経験がある。技術は確かなだけに、土台さえできていれば心配ないという考えだ。「(中田)翔も3年ぐらいフルには出ていない。体力づくりは下半身。もう一回やれば、まだまだ鍛えられる年齢でもある」と強調。「これからは1日おきに」と継続を予告した。

 自らノックバットを振るった理由には「気を抜かないように」とニヤリ。さすがの中田も「きつかった。(ノック後に声を掛けられたが)何て言ってたかな…。意識もうろうとしていたんで、はっきり覚えていない」と、ヘトヘトだった。(山添 晴治)

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