ソフトBの捕手争いが激アツ!谷川原2安打、海野は“チーム1号” ポスト甲斐に名乗り

[ 2024年2月14日 05:25 ]

シート打撃で安打を放つ谷川原(撮影・岡田 丈靖)
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 激アツな捕手争いが展開されそうだ。今季から捕手一本で勝負するソフトバンクの谷川原健太捕手(26)が、13日のシート打撃で気を吐いた。

 大津から中前打、笠谷からも右前打を放ち2打数2安打。前日のシート打撃でも右越え三塁打で猛アピールした。小久保監督から強化指定選手に指名され、今キャンプは城島健司シニアコーディネーター(SC)の下で連日アーリーワークを行ってきた。「いい状態をキープできています。城島さんが言ってくださったことで、腕の前ではなく近くで打つことができている感じです。今回は絶対に何とか頑張ります」と力強く語った。

 正捕手・甲斐の存在は絶大だが、チームとしては挑む選手が出てこなければならない。城島SCは「同じタイプなら難しいが、彼には足と打撃がある。走れる捕手として将来的には20盗塁、30盗塁してくれるんじゃないかと期待してます」とエールを送った。

 谷川原だけではない。ポスト甲斐を狙う捕手陣が火花を散らした。打撃力向上に取り組む海野が左翼席に“チーム1号”を放つなど2長打で2打数2安打。B組から参加中の吉田も2打数2安打と得意の打撃で存在感を発揮した。

 指揮官も「谷川原は打撃は明らかに良くなりました。ブロッキングで昨日(12日)は一つやらかしましたけど今日はなかった。海野も目立たないですが非常に打撃が良くなっています」とニッコリ。

 12日に体調不良から復帰したばかりの甲斐はシート打撃に参加していない。そこでのアピール合戦に目を細めていた。
(木下 大一)

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