近藤健介が先輩・杉谷拳士に容赦なき“マシンガン口撃” ずっと芸能界に行ったほうがいいと思っていた

[ 2024年1月3日 15:45 ]

杉谷とソフトバンク・近藤
Photo By スポニチ

 ソフトバンクの近藤健介外野手(30)が2日、テレビ朝日の正月恒例特番「夢対決2024 とんねるずのスポーツ王は俺だ!!」(後5・00)内で放送された「リアル野球BAN対決」に初登場。日本ハム時代のチームメートで、タレントの杉谷拳士(32)に愛ある毒舌を吐きまくった。

 近藤にとって3学年上にあたる先輩・杉谷は2022年シーズンを最後に現役を引退し、タレントに転向。近藤は同年限りで日本ハムを退団してソフトバンクにFA移籍し、昨年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では打ちに打ちまくって14年ぶりの世界一に貢献、パ・リーグでは本塁打、打点の2冠に輝いた。

 番組初登場となった近藤は「チーム侍」のメンバーとして、「とんねるず」の石橋貴明(62)率いる「石橋ジャパン」と対決。杉谷は“帝京魂”を胸にかつての後輩を迎え打つ形となった。

 だが、近藤は対決前に意気込みを聞かれると「拳士さんがいるってだけで、なんか勝てそうな気はしますね」と早速、先輩いじり。いじられておいしい杉谷は「オイ!言わせねーぞ、きょうは!」と対抗意識を見せた。

 それでも、近藤は“口撃”の手を緩めず、杉谷についてどう思うか聞かれると、右手を差し出しながら「ずっとコチラ(芸能界)の世界に行ったほうがいいと思っていたんで」と笑顔でバッサリ。生涯打率.212の杉谷を「早くやめろ、早くやめろと思ってたの?」とへこませた。

 対決が始まり、杉谷が初打席に入った際には「拳士さんのおなかにしか目がいかないです」「拳士さんはちょっともう太りすぎてるんで、多分、体にキレがないッスね」などと、引退後5キロ増えて少々ふっくらした杉谷の体形をいじる近藤。杉谷が大きな当たりの三塁打を放つと、今度は帝京、日本ハムと杉谷直属の後輩にあたる松本剛外野手(30)が「太った分、飛ぶんじゃない?」とこちらも先輩をおいしくいじって笑いを誘った。

 その後の打席で杉谷が左翼ポール付近に大きな飛球を放つと、「入ったっしょ!入ったっしょ!」と大喜びの杉谷を横目に、近藤は勢いよく立ち上がりながら「絶対ホームランじゃない!違う違う!全然違う!」と猛抗議。映像によるリプレー検証の結果、左翼ポール直撃の本塁打と認定されると、ここでも松本剛が「やっぱ太ったから飛ぶな」と愛ある憎まれ口を叩いた。

 結局、規定の5回を終えて7―6で石橋ジャパンが勝利。だが、ここでチーム侍は“お約束”の土下座パフォーマンスで2回の延長戦へ突入した。しかし、最後の打者・近藤が打てずに結局は9―8で石橋ジャパンが完勝。試合終了の瞬間、打席で膝から崩れ落ちた近藤は試合の感想を聞かれると「何が一番悔しいってやっぱ杉谷…さんに土下座したのが」とポツリ。これには石橋が「いま杉谷っていいましたよ」と笑いながらツッコミを入れ、杉谷も「アイツいま呼び捨てしましたよね?」と苦笑いで、近藤は笑いが止まらなかった。

 なお、この試合のMVPには7打数4安打1本塁打3打点の杉谷が選ばれて先輩が貫禄を見せるという、近藤にとってはさらなる屈辱の結果となっている。

続きを表示

この記事のフォト

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2024年1月3日のニュース