中日・立浪監督 先発の柱確立へ、若手の奮起を求める 候補は高橋宏、小笠原、そしてドラ1草加

[ 2024年1月3日 07:00 ]

名古屋の街を背に、今季に意気込む中日・立浪監督(撮影・椎名 航)
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 絶対的エース、出てこい! 中日・立浪監督が先発の柱確立へ若手の奮起を促した。

 「若くて勢いのいい投手が出てこないと。高橋宏や小笠原、今回入った草加であったり。1年間、軸になる投手が出てきてほしい」

 大野雄や涌井らベテランに加え、柳ら精神的支柱がいるなど先発は充実の陣容だが、求めるのは次世代エース。2年連続最下位からの急激な上昇曲線を描くために、チームを力強く引っ張る圧倒的な存在が必要不可欠だ。

 筆頭候補の高橋宏は昨季は自身初の規定投球回に到達し、自己最多7勝(11敗)を挙げるなど、防御率2・53。昨春のWBCでは侍ジャパンの世界一にも貢献した伸び代十分。立浪監督は「課題は制球。球に強さがあって、フォークがいいから三振を取れるが、そこにいくまでに球数が多くなる。いつでもストライクが取れる変化球、精度を上げれば、もっと投球は楽になると思うので」と、さらなる飛躍を期待した。

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