元ヤクルト真中満氏 阪神連覇へ最大の敵は「気持ちの緩み」も主砲・大山の単年契約を称賛「意識高い」

[ 2024年1月3日 16:32 ]

真中満氏
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 元横浜(現DeNA)の野村弘樹氏(54)と元ヤクルト監督の真中満氏(52)が2日放送のニッポン放送「ショウアップナイタースペシャル」に出演。今季のプロ野球を展望した。

 阪神の連覇の可能性について。

 真中氏は「大竹、村上に昨年不本意だった青柳、西(勇)が出てきて、才木とか若い人も頑張るとなると強い」と戦力的な盤石さを強調した。

 野村氏は「センターラインがしっかりしている。(捕手の)坂本が頑張った」と他球団との違いを指摘した。

 真中氏は「他球団で阪神を倒していくチームが見つからない」と連覇の可能性は高いと予想するが、「ただ、達成感がある。給料も上がって油断ではないが気持ち的な緩みが出る」と精神的な変化を唯一の不安要素に挙げた。

 自身の現役時も優勝した翌年は「緩んでいるつもりはなくても緩んでいる」とし、野村氏も「俺もそうだった。ふわふわしたままキャンプに入ってシーズンにも入った」と横浜で1998年に日本一達成した翌年の違和感を振り返った。

 ただ、真中氏は打のキーマンに大山を挙げ、「単年契約というのは大山の意識の高さ」と主砲の連覇への意気込みを評価した。

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