オリックス・中嶋監督 今季の4番に「首位打者」頓宮を期待「もうそろそろいけるでしょ」

[ 2024年1月3日 05:00 ]

オリックス・頓宮
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 オリックス・中嶋聡監督(54)が昨季首位打者の頓宮に4番打者として期待をかけた。

 「もうそろそろいけるでしょ、首位打者。まだ、早いかな」

 昨季は71試合の森を筆頭に26試合のセデーニョ、16試合の頓宮、11試合の中川圭ら計7人を起用し、打順別では4番目に低い打率・250だった。

 「本当なら(捕手でもある)森の4番はあまり考えてなかった。何でか分からないけど、4番入ったやつの打率が非常に悪かった。そのプレッシャーに勝てるのは森しかいないと思っていった」

 打率・307で初タイトルを獲得した頓宮も4番では打率・180の不発。「後半のCSあたりのラオウ(杉本)でもそう。ああいう形でランナーを還すことに特化してくれたら、面白いと思う」と成長を見込んだ。

 もちろん、リーグ3連覇した過去3年と同様にオーダーを固定するつもりはなく、調子や対戦相手に合わせて柔軟に対応していく方針。「始まってしまったら、もう4番は初回だけ。その考えでいくのなら、あまり重要視しなくてもいいのかな」。広島からFA移籍した西川を加えて層を厚くした2024年型打線で誰が最も多く4番に座るのか、注目される。

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