大谷翔平 ドジャースへの移籍の可能性に「シーズンはシーズンで集中したいなと思ってるので」

[ 2023年6月22日 16:01 ]

インターリーグ   エンゼルス0―2ドジャース ( 2023年6月21日    アナハイム )

<エンゼルス・ドジャース>4回、左飛に倒れた大谷は球審と話して納得の表情(撮影・沢田 明徳)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(28)が21日(日本時間22日)、本拠地アナハイムでのドジャース戦に「2番・投手兼DH」の二刀流で今季15度目の先発登板。7回101球を投げて5安打1失点、12奪三振の力投を見せたが、打線の援護なく3敗目を喫した。打っては3打数無安打1四球だった。チームは0―2で敗れて、対ド軍連戦は2試合連続で零敗に終わった。

 投げては、3回まで1安打6奪三振とほぼい完璧な投球を見せたが、回、先頭のフリーマンに真ん中に入ったスライダーを中越え本塁打されて先制点を献上。その後は、三塁を踏ませず、7回までに12三振を奪い、5安打1失点で降板した。打っては、ブルペンデーで毎打席ごとに変わるドジャース投手陣の前に3打数無安打1四球だった。

 これで通算の打撃成績は、74試合で284打数83安打、24本塁打、58打点、打率・292、10盗塁、投手成績は15試合で6勝3敗、防御率3・13となった。

 大谷は試合後、初対戦だったドジャース打線について「強いチームはどこもそうですけど、ゲームプランを立てて、全員で同じ目的意識をもって来るなというのは、アストロズもそうですし、ヤンキースもそうですけど、強いチームはそういう傾向が強いかなとは思います」と言い、「具体的に何っていう、これ1つということではなくて、カウントによって捨てる球種を持っていたりとか、それを全員で共有して打線の流れの中で、きょうはたまたまこっち側に流れというかテンポが来ましたけど、いつ逆サイドに行ってもおかしくないオフェンスの仕方をしてるかなと思います」と分析。高校時代に熱心にスカウトされたことには「ドジャースだけじゃなくて、もちろん僕がこっちに来るってなった時に熱心に誘いをもらった球団にはもちろん感謝してますし、ただ投げる、打つに限って言えば、相手は相手で変わらないので、誰が相手でも自分がやるべきことをしっかりやりたいなと思います」と話した。

 また、大谷は今オフにFAとなることから、ドジャースが移籍先候補に上がっているが、そのことについては「シーズンはシーズンで集中したいなと思ってるので代理人に任せてますし、自分自身はシーズンに集中したいなと思ってます」と答えていた。

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