元カープ投手が現役引退後に一念発起…時給850円で4年半修行 現在はカフェオーナー兼パティシエに

[ 2023年6月22日 16:56 ]

1995年、広島・小林のピッチング
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 かつて広島、ロッテで投手としてプレーした小林敦司さん(50)が21日深夜放送のテレビ朝日「杉谷拳士が取材中」(水曜深夜2・47)に出演。現役引退後に現在の職業を選んだ理由や経緯などを明かした。

 昨季限りで現役を引退した元日本ハム内野手、杉谷拳士さん(32)の冠番組。この日は、引退したばかりの杉谷さんが元プロ野球選手のセカンドキャリアについて学ぼうと、小林さんを訪ねた。

 杉谷さんにこれまでの経緯を聞かれると、「引退して、普通のサラリーマンというか、そういうイメージがなかったので。母親が“カフェをやりたい”と言っていたので。母親は料理ができたので。(自分が)ケーキを作れれば母親と一緒にできるなと思って…」。

 一念発起して洋菓子店にアルバイトとして入り、4年半ほど修行。当時の時給は850円だったと明かし「ひたすら働きました。人間関係も大変だったし、社会の(ルールを学ぶの)も大変だったし、(ケーキ作りを)覚えるのも大変だったけど、まぁ、そこでやめても、どこへ行っても同じじゃないですか。また、同じ繰り返しが来るから。慣れようと思って我慢しました」とし、その修行した洋菓子店が有名店「キルフェボン」だったことも明かした。

 現在はカフェのオーナー兼パティシエに。カープファンなどが店を訪ねてくれることもあるという。

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