大谷翔平 スイーパー減らし直球を今季最多50球「投げ心地がよかったので、真っすぐを」

[ 2023年6月22日 15:45 ]

インターリーグ   エンゼルス0―2ドジャース ( 2023年6月21日    アナハイム )

<エンゼルス・ドジャース>エンゼルス先発・大谷(撮影・沢田 明徳)
Photo By スポニチ

 エンゼルスの大谷翔平投手(28)が21日(日本時間22日)、本拠地アナハイムでのドジャース戦に「2番・投手兼DH」の二刀流で今季15度目の先発登板。7回101球を投げて5安打1失点、12奪三振の力投を見せたが、打線の援護なく3敗目を喫した。打っては3打数無安打1四球だった。チームは0―2で敗れて、対ド軍連戦は2試合連続で零敗に終わった。

 投げては、3回まで1安打6奪三振とほぼい完璧な投球を見せたが、回、先頭のフリーマンに真ん中に入ったスライダーを中越え本塁打されて先制点を献上。その後は、三塁を踏ませず、7回までに12三振を奪い、5安打1失点で降板した。打っては、ブルペンデーで毎打席ごとに変わるドジャース投手陣の前に3打数無安打1四球だった。

 これで通算の打撃成績は、74試合で284打数83安打、24本塁打、58打点、打率・292、10盗塁、投手成績は15試合で6勝3敗、防御率3・13となった。

 この日は101球のうち、ストライクは77球で、ストライク率は今季最高の76・2%と抜群の制球力を見せた。また、直球を今季最も多い50球投じ、スイーパーを減らして、カットボール、スプリットを増やした。試合後、大谷は、球種について「ゲームプランであったりとか、そのバッター個人個人の傾向であったりとかによって多少変わってきますけど、投げ心地がよかったので、真っすぐを多めに投げたという感じですかね」と言い、イニング間での微調整も「きょうはすごくよかったですね。ブルペンからよかったですし、それを試合の中でも継続できていたので、そういう感覚を、言葉では難しいですけど、今も言いましたけど、継続するのが難しいかと思います」と話していた。

続きを表示

この記事のフォト

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2023年6月22日のニュース