花巻東・佐々木麟太郎　調子上向き高校通算138本塁打「最大限の結果を残したい」

最後の夏に向けて意気込みを語った花巻東の佐々木麟太郎（撮影・村井　樹）
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　今秋ドラフト1位候補の花巻東（岩手）の佐々木麟太郎内野手（3年）が21日、22日に行われる夏の岩手大会の抽選を前に取材に応じた。2年春の選抜以来、2度目の甲子園を目指す最後の夏に向け、「まずは必ず岩手で優勝旗をつかみたい」と意気込んだ。

　今春は県大会で5連覇を果たし、続く東北大会ではベスト8入り。5月の沖縄遠征で痛めた背中も「ほぼ完治している」と明かし、「これからまだ調子も上がっていくと思う」と力強く語った。

　高校通算本塁打は東北大会後に4本増え、現在は138本。夏は勝負を避けられる場面が増えることも予想されるが、「限られた打席の中で最大限の結果を残したい」と頼もしい。チームとしても19年を最後に遠ざかっている夏の甲子園へ向け、「ここで日本一になるために入学した。チームのために命を懸けて戦いたい」と覚悟を示した。（村井　樹）